スリット・ニードルの植毛方式
現在、主流となっている自毛植毛は、下記の2方式に分かれます。
■ スリット方式
特殊な針や細いメスで頭皮に切れ目を入れ、グラフトを一株ずつに植えていく。
■ ニードル方式
専用の植毛針にグラフトを固定、移植部位でボタンを押し自動的に植えていく。
【 ニードル方式のメリット 】
頭皮にスリットを入れる必要がありません。ドラフトを固定した植毛針で頭皮に直接植毛していきますので、皮膚破壊面積も小さく傷跡も目立ちません。また、角度や方向の調整が容易です(※最も仕上がりを左右するのは施術者の技術力です。スリット方式では、スリットの深度・角度により完成度が異なります。深すぎると頭皮に凹凸ができてしまいますし、角度を調整しないと不自然な生え方になってしまいます)。
【 ニードル方式のデメリット 】
ヘアサイクルの休止期にある毛根の中には、植毛針に固定できない短いものが出てきます。毛根は生きているので、植毛をすればいずれ毛が生えてくるわけですが、植毛針にセットすることができないために、その毛根は活用できないという結果となります。反対にスリット方式では、休止期にあり例え毛が抜けてしまっている状態の毛根であっても、グラフトとして活用することが可能です。また、ニードル方式は植毛針自体が高価なこと、グラフト作りに手間がかかることにより費用が割高になる傾向にあります。