自毛植毛の失敗症例
以前は、パンチ法という植毛方式が採用されていました。
これは直径4ミリ程に切り取った円形のグラフト(10〜20本程度の毛が含まれる)を埋め込んでいくものでしたが、植毛後しばらくするとグラフトが収縮してしまい、生えていた毛が中央に寄って束になってしまった、という苦情が続出しました。
現在では、グラフトを髪の毛1本から2〜3本(毛包単位)に細分化して植毛しますので、自然に生えているものと遜色なく、以前のようなトラブルはなくなりました。
むしろ失敗の多くはデザインによるものです。生え際を下げ過ぎたり、年齢を考慮せずに植毛し過ぎる等の不自然な仕上がりを失敗と言ってよいでしょう。
また、失敗とは異なりますが、ショックロスという現象が起こることがあります。これは、主に植毛から1〜2ヵ月後に、既存のヘアが脱毛する現象です。施術は一時的にヘアサイクルに影響を与えるようです。もともと細く弱い毛は永久に脱毛してしまう傾向があります。